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お気に入りの本

  • 畑村 洋太郎: 失敗学のすすめ

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書籍・雑誌

ぜひとも紹介したい本

一途一心、命をつなぐ
一途一心、命をつなぐ

先日天皇のバイパスを手掛けた心臓血管外科医、天野 篤氏の本です。

東大病院でなぜ外部(順天堂大学)の医師が執刀したのか?不思議に思った人も多かったのではないかと思います。

しかも、海外留学経験もなく、日本だけで数多くの症例を積み、日本のトップに上りつめた外科医であったというのも驚きです。

本の中には患者さんに向かう真摯な姿も見習うべきことがたくさんあります。

天皇の手術を執刀するなんてすごいことをさらっとのようにしてするのはよほどの自信と経験があるのではないかと思います。

淡々と業務をこなすその一つ一つの行為が尊敬されうる行為で、常に他者を意識しているのではないかと思えるほどです。

努力を惜しまない姿、分野は違いますが、イチローと言動や振る舞いが似ているように感じました。

見習いたいものです。

医療従事者であれば読むべき本

僕の死に方 エンディングダイアリー500日
僕の死に方 エンディングダイアリー500日

「ホンマでっか!TV」に出演していた経済ジャーナリスト金子哲雄氏の手記です。ホンマでっか!TVは時々観ており、金子氏のマーケティング理論に「ホントかなあ」と思いつつ、視点が面白かったので結構好きな人でした。一時期結構痩せた姿がテレビに映し出され、本人が「ダイエットしました」と言っていたのでそんなに気にもとめませんでしたが、ニュースで亡くなられたとの報道をみ、とてもびっくりしました。

「肺カルチノイド」

病名を聞き、消化管でのカルチノイドはたまに見かけていましたが、肺についてはほとんど知りませんでした。カルチノイドはいわゆる「がんもどき」ですが、大きくなると転移したりします。

41歳という年齢でこれだけ大きくなって発見されるというのは、専門でないからわかりませんが、かなり稀だと思います。

症例も少ないため、当然、治療に関する報告も少ないでしょうから、治療に当たった医療関係者も困ったのではないかと思います。

本人も、希な病名と既に転移のある状態で、有名病院ですらけんもほろろに治療を断られたことに深い悲しみを感じておられたようでした。

治療の手立てがない状況を知った本人の心情や医師の救いのちょっとした言葉に対する喜びの表現には自分に置き換えて、今までのこうした終末期の患者さんへの配慮や声かけについて考えさせられることがたくさんありました。

「頑張って」とは言えない、「きつかったでしょう」と患者側によりそう言葉が、こうした患者に何よりも救いになることを身にしみて分からせてもらいました。

歴史を題材にした小説にはまっています

海賊とよばれた男 上
海賊とよばれた男 上

先日のJDDWの移動中に上巻、下巻ともあっという間に読んでしまいました。

「永遠のゼロ」を読み、すっかりファンとなった百田尚樹氏の小説で、戦前、戦中、戦後を生きた国岡鐡造のお話です。イランへの日章丸の渡航はハラハラしましたが、後は流れるようにストーリーが過ぎて行ってしまったので、ちょっと残念です。

出光石油創業者出光佐三がモデルとなっていると知って、こんな日本人がいたことを誇りに思います。

現代社会にはこういった人物はいないのでしょうか?

戦争前後を書かせると、百田尚樹氏は非常に魅力的なストリーを書きます。永遠のゼロの宮部がちらっと出ていたのはうれしかったです。トップマネージメント、経営論のお手本になる小説です。

今回のはなかなか力作でした。

神様のカルテ 3
神様のカルテ 3

「神様のカルテ」パート3が出るとの広告をみて、本屋さんに走りすぐさま購入。さっそく読了しました。今回の内容は地方医療に携わる主人公の苦悩がよく描かれていました。

今回の話が、1,2に比べてもいちばんおもしろかったです。

現実的にもよく遭遇する内容で、新任の消化器内科の女医さんがよく効いていました。

これも映画化されるのではないでしょうか?文章がとても上手で、とても医師が書いた小説とは思えません。

東北の武士の生きざまが描かれた素晴らしい小説

壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)
壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)

最近歴史小説にはまっています。先日の食道学会の移動中やホテルで読みました。

新撰組の吉村貫一郎が主人公ですが、命を戦場で散らすことが美徳とされた時代に、家族のために生き残ることを貫いた主人公の生きざまがとても素敵に見えました。

とても泣ける小説です。

以前読んだ「永遠のゼロ」の宮部久蔵の姿とだぶりました。

映画化されていたとはつゆ知らず、急いでDVDをレンタルビデオショップで借りてみましたが、これまた中井貴一さんの演じる吉村貫一郎に涙してしまいました。

生まれ故郷の岩手(南部藩)・盛岡は冬の厳しい気候や度重なる飢饉にみまわれ、生きていくうえでとても大変な時代を乗り越えてきた歴史がありますが、さらに追い打ちをかけるように昨年の震災、津波など自然災害にみまわれ、それでも強く生きていく東北の方々には改めて頭が下がる思いがしました。

本は心を豊かにしてくれます

ロビン シャーマ
海竜社
発売日:2009-11-03

一か月に7,8冊は本を読んでいます。公舎には本を収納するスペースがないので、ブクログ に登録し、あまり再読しそうにない本は捨てるか、段ボールに詰めています。

レビューはできるだけ書くようにしていますが、ブクログに登録している本の18%程度です。

読書する時間はスキマ時間、特にお風呂に入っているとき、寝る前、食事をしているとき等です。学会出張中は電車や飛行機の中でよく読みます。

ためになりそうな本はアマゾンでチェックし、ことあるごとに購入していますが、先日以前購入し読んだ本をまた購入するという失態を演じました。

この本は、数多くのビジネス書、自己啓発書を集約した内容で、非常に中身の濃い本です。2回目とは思えないくらい真新しく感じ、ブクログで登録していなければ前に購入して読んだ本だとわからなかったです。

とにかく今を精いっぱい生きるため、後悔のない人生を送るためのいい習慣がたくさん詰まっていました。

優しく、強く、聡明であれ

私が弁護士になるまで  私が弁護士になるまで  菊間千乃 

フジテレビアナウンサーであった菊間千乃さんの司法試験合格までの手記です。

勉強を頑張ったエピソードもさることながら、1日を精いっぱい生きる前向きな姿勢に共感しました。

司法試験に合格してから研修中に先輩弁護士から言われた言葉、「優しく、強く、聡明であれ」

これに対し

「優しいだけでは実務で通用しない。強い人はたくさんいるけど、そういう人はたいてい能力がない、能力がある人はたくさんいるけど、そういう人で優しい人は少ない。全てを兼ね備えた、中でも優しさを忘れない法曹でありたい。」

とおっしゃっています。

医師についてもまさに真理であると思います。

医学部合格し、医師国家試験に受かったときのことを少し思い出しました。医師となったときの原点を見いだせてくれた本でした。

死なないぞダイエット

NHKためしてガッテン流 死なないぞダイエット 最新版

死なないぞダイエット 「突然死」のモト、チョイ太りも撃退!北折一著 メディアファクトリー

数年前、レコーディングダイエットに成功し、8kg減量しましたが、最近また太りだし、購入したダイエット本を読破しました。

なるほど、まず体重増加による心血管障害で突然死や糖尿病で血液透析にいたる「データ」を提示し、いかにダイエットする必要性があるのかを説いた後、具体的なダイエット法について書かれています。

方法はいたって簡単で、1日2回体重測定をするだけで、レコーディングダイエットのような面倒なカロリー計算はいりません。

要はいかに自分が食べているか、食べることによりどのくらい体重が増えるのかを客観的に意識させるという意味ではレコーディングダイエットと一緒です。

忙しい日々で体重測定だけをまめにできれば何とか継続できそうで、とりあえず3か月ほどやってみて成果のほどを期待したいと思います。

久しぶりの読書感想文~永遠のゼロ

永遠の0 (講談社文庫)

腹部救急医学会中、移動の時間に読みました。

涙が止まらない作品。

何度も読み返し、涙しましたので隣の人は変に思ったかもしれません。

戦時中の話ですが、宮部久蔵という人物にほれ込んでしまいました。

その周りを取り巻く人々もとても素敵な人たちです。

時代が悪かったのでしょう。

私も医師ながら、こんな人物になりたい! と思ってしまいました。

大学院時代の懐かしい思い出が呼び起こされました

主人公橋場君をとおして尊敬する喜嶋先生を描いていますが、ほとんど橋場君の研究観、生活観、恋愛観を表しています。研究者の中でも橋場君は普通で、喜嶋先生は「特殊」だと思います。ただこんな先生はよくいるもので、研究者としては皆のお手本になりますが、なりきれないのだと思います。研究者の価値観をよくあらわした素晴らしい小説だと思います。

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