毎年ポリクリ(臨床実習グループ)で旅行するのとは別に、4年に1回、冬季オリンピックが開催される時期に大学の学年(総勢110人程度)を対象とした同窓会があります。
私は、いつも都合が悪く、まだ一度も出席したことはないのですが、今度は都合がつけば出席したいと思っています。
先日、来年2月に開催される予定の同窓会の案内がメーリングリストで送られてきましたが、大学時代仲のよかったある友人が永久的に同窓会に出れないのでお詫びのメールと銘打ってみんなに送られてきました。
かれは基礎の教室(私は生化学、彼は薬理学)の大学院時代をもともにすごし、f大学院卒業し、精神科に進んだ後、クリニックを開業されました。
彼によると、彼の患者さんの半数以上が医療関係者であり、大学病院やその他大きな病院には受診をできない方が彼のところで診療を受けているのだそうです。
彼らのことを考え、我々同窓にも会話を控え、学会や研究会でもほとんど口を利かないようにしているそうです。そうすることで彼を頼って受診する患者さんの秘密を守っている(守秘義務)をしめし、彼らの信頼や安心を得られる、と考えているようです。
もちろん彼も酔って患者さんのことをべらべらしゃべったりはしないと思いますが、受診する患者さん側からのことを考え、今後同窓会なるものには参加できない、とのコメントを出しました。
彼のいうことはもっともだと思いますし、そういうもんだろうなとも思いますが、仲のよかった彼と学生のときみたく、酒を飲んで馬鹿なことを言い合ったりすることができなくなると思うと悲しい気持ちになります。それが彼の選んだ道の嵯峨であるならば、かわいそうな気もします。ただ、彼が使命感を持って患者さんの診療に当たっている姿はそのことで十二分に伝わりますし、しばらくあっていませんが、きっと立派な精神科医になっているんだろうなと想像します。
もう一人仲のよかった友人が精神科医になっていますが、彼も最近あっていません。そういう場を避けているのでしょうか?だとしたら精神科医ってかなしい職業ですね。
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