心と体

朝は食べなかったのですが...。

普段は朝は野菜ジュースのみで食べないのですが、最近内視鏡治療や手術前におなかに何か入れるようになりました。

低血糖でイライラするのが良くないと感じることが多くなってきたからです。

とくに、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)なんてスコープを持って、誰が助けてくれるわけでもなく、場合によっては、2,3時間もかかったりしますし、なんでも自分一人の判断で処置をし続けなければならないため、イライラすると処置が荒くなりそれがふりかかってきます。

出血、もしかして穿孔?

あせりがあせりを呼び、そんなとき、助手の研修医の先生が根拠なく「大丈夫でしょう」なんて言ってくれると、「そうかな」なんて思っちゃいます。

手術や処置前、朝食べることが習慣化し、それが原因かどうかは分かりませんが、体重が少しずつ増えてきてます。

数か月前まで、レコーディングダイエット再開と声高らかに宣言していたのに....。記録はとどこおっています。

まずいまずい。

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緩和医療の難しさ

先日、緩和ケアの研修会に参加した話は致しましたが、かなり参考になったもののやはり実際の臨床の場においては、緩和ケアの難しさを最近ひしひしと感じます。

時間的余裕を取って、つとめてじっくり患者さんやそのご家族に向き合うことを心掛けてはいるのですが、こちらが説明することがなかなか伝わらないことにジレンマを感じます。

直接的な表現ができない、例えばあとどのくらいの予後だとか、最後はどんな感じになるのかなどとても本人には酷と思えることが直接表現できず、回りくどい、傷つけないいい方をしないといけない、だからといってあまりに楽観的なことも話せないとなると、言葉に詰まることも多々あるからです。

いままでは単純にどんな患者さんでもさらっとオブラートに包むいい方でしのいできましたが、研修会後その本人、家族のバックグランドを考え、検討したのち、「 だれと、どんな順番で、どのように話すか」などをあらかじめ考えて話すべきだとのことを考えさせられました。

胃がんの術後、癌性腹膜炎で、あちこちに腸管狭窄をきたした患者さんに、経鼻胃管がいつ抜けるとか、家にいつ帰れるのかなど聞かれましたが、はっきりと話せずお茶を濁す感じで話さざるを得ませんでした。

いままでの経験でなんとなくしゃべってきましたが、いろんなことを考えるとますます悩みが増えていき、受け持ち患者さんのひとりひとりの比重が重くなってしまいます。そういった意味で、平日の昼間、手術、検査、外来、化学治療で走り回っている外科医には緩和に関してやれることは限界があるような気がします。

ただ、今の病院の現状として外科医が癌患者を最後まで診ないといけない、となるとやらざるを得ないとなければその中で努力が必要となります。

いままではあまり背負わないようしていましたが、緩和のことを学んだあとはそれを実行するだけの労力と精神的負担が増えたような気がします。

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メタボの仲間入り

最近体調を崩していたため、早く治そうとたくさん食べていたのがたたり、体重が昨年に比べ4kg程度増加、腹囲もメタボレンジに入り、立派なメタボリックシンドロームの仲間入りをしてしまいました。

体調管理は若い時に比べるとすぐに戻るわけでなく、時間がかかるのを実感します。栄養管理は精神的肉体的に安定している状態でないとなかなかできないことに年齢を感じます。

仕事、プライベート、TOEIC、健康などすべてを順調に回すことに昔と違った難しさを感じます。どれが、くるっても逸脱してしまう。今後、体調管理をするにあたり、十分な意識が必要となってきます。

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今日外来はのんびり

本日は外来日ですが、比較的暇です。なぜかわかりませんが、予約が少なかったためです。

たまたまみたいです。

こうゆっくり外来診察ができると、いろんな気配りもでき、患者さんにもいつもよりいっそう丁寧に対応できます。また、患者さんを待たせることもありませんので、入ってくるなり「今日は多いねえ、○○時間待ったよ」といいながら顔にしわを寄せて診察室に入ってくるかたもいらっしゃらず、みんなにこやかです。「毎週こうだといいのに......。」

外来診察をしている時、病棟から点滴のオーダーや輸血のつなぎかえについて、また医事科からの手続き、薬局からの薬の問い合わせなどで電話がかかってきますが、余裕があると丁寧な応対になります。患者さんに外来で説明している最中に横槍を入れられる形でじゃんじゃん電話がかかってくるとやはりイライラします。

ゆとりある精神状態での診療は外来に限らず病棟業務もスムーズにできます。特に、がん告知や、緩和ケアを行なう環境には必須です。

いつからこうなったんでしょう。電子カルテの導入や、化学療法の煩雑さ、ならびに医師じゃないとできない縛りを作った病院システム等々、過重で内容のうすい仕事を事務方や看護師が医師に押し付けてきたため、我々医師はがんじがらめになっています。

ここのところ体調を崩していましたので、この外来のひとときの緩やかな感じはいろんなことを感じさせてくれました。

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不覚にも風邪をひいてしまいました

先週の金曜日から体調を崩してしまい、微熱と咳が続いています。

インフルエンザではないと思いますが、診察中はマスクをし、なるべく病院に行かないようにして、家でおとなしくしています。

とはいっても土日も病院出ずっぱりで、さらに今朝も朝早くHCUの患者の呼吸状態が悪くなり、意識レベルの低下をきたし、呼び出しを受けました。痰がからんで、血液ガスでPaCO2が90程度ありましたので、CO2ナルコーシス(二酸化炭素がたまり、意識レベルが低下すること)と判断し、挿管しレスピレーターにつなぎました。

へとへとになりながら家にいったん戻り、また出勤しました。

心の休まる暇がありません。

そうこうしている間にTOEICが1週間を切ってしまいました。準備不足は否めません。

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外科医のすきま時間

すきま時間はすることが山済みです。診断書書き、診療要約(サマリー)など、診療以外のことをこなさないと、なかなか帰れません。カルテ記載もさることながら、手術記事や検査のオーダーなど、どうしてもあとにまわすと帰るのが遅くなってしまいますので、空いた時間にしますが、なかなかすすみません。どうしても平日ではこなせない時は休みの日に出てきてすることもあります。

また術後の患者のことが不安でよるもゆっくり寝れず、朝早く目が覚めて病院に行くということもあります。あれもこれもしたほうがいいのではとあとになって思いつき、思いついたら1分でも早くおこなうといったこともあります。やはり、休んでいる時も気持ちの落ち着くときは余りありません。

こういう状況なので、すきま時間に英語の勉強なんてとも思いますが、やらなければ0ですし、そんな中、中村 澄子著「英単語これだけ1日1分」(祥伝社)、「時間がない人ほど英語は上達する」(講談社)を購入しました。自分のモチベーションを上げるのにも、勉強のツールとしても利用できそうです。

何はともあれ、勉強するには落ち着いた精神状態が必要で、そのためにも合併症、偶発症を起こさない手術をめざすことが必要です(当たり前ですが)。

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よくなりました → 鈍感力

心窩部痛はプロトンポンプインヒビターを飲んでいたらいつの間にかなおってました。

結局、胃カメラはしませんでしたが、一時的なものだったようでほっとしてます。

やはりストレスがかかった毎日の生活が悪かったようです。今もストレスがかかっていますが、オリンピック番組を見たり、ゆっくり家で晩酌をしたりと根詰めないように努めた結果良くなったようです。

外科医を辞めたくなることは年に1,2回くらいあります。やっぱり思い通りにいかなかったり、あわただしい事柄がめじろおしに押し寄せてきて、心の余裕がなくなったりした時にそういう気持ちになります。ちょっと前にはやった「鈍感力」というのを身につけてみればいいのかもしれませんが、性格上あまり「鈍感」にはなれず、そういう意味では外科医にはあまり向いていなのかもしれません。

勉強する環境は外科医にはあまりないのかも。

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心窩部痛

連日、北京オリンピックの放送があり、普段あまりテレビを見ない私もついつい真剣にみるようになってしまいました。

勉強もテレビを見ながらの「ながら勉強」となっていますが、思うように進みません。

なおかつ最近心窩部痛が出現し、どうも気になります。胃カメラをしたほうがいいのかもしれません。

患者さんには偉そうなことを言ってますが、じぶんではなかなか重い腰があげられず胃薬(プロトンポンプインヒビター)を飲んで、様子を見ています。

「医者の無養生」っていわれるやつなのか、でも実はいろんなことを考えていくじがないだけなのです。

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人はなぜ癌になるのか

よく患者さんに「何で癌になるのですか」とか、「何を食べたら癌になるのですか」とかよく訊かれます。
癌になる要因としていろんな要素があり、遺伝、環境、食生活などが言われていますが、これといったものはありせん。乳がんや大腸がんは肥満が関係するとも言われています。また食道癌はアルコールや喫煙が関係しているといわれています。喫煙者は、非喫煙者の6倍の肺癌の罹患率があるといわれていますが、吸っていても肺癌に必ずしもなるわけではありませんし、吸わなくっても肺がんになる人も大勢います。そんなわけで喫煙者は吸わないストレスにさらされて生きていくより、癌になる可能性の低さに賭けているようです。
癌遺伝子というものがあり、p53などが知られていますが、また、必ずしもそれだけではありません。ただ、家族性というのはあるようで、兄弟で胃がん罹患率が高いという家族もあります。
石原式「朝だけ断食」 (石原結實著、日本文芸社)によると、血液の汚れが病気を作るとも言われていますが、これをなんとか浄化しようとする最終手段として体がみずから「蛇口」として体に癌を作り、体の外に癌毒素や出血を体外に出す、そのために癌はできんだとの考え方もあります。それであるなら癌の治療で手術したり、抗がん剤の投与、放射線照射などは体に宿った自然治癒力を抑えていることになります。
それが正しいかどうかは別として、石原さんは体に必要以上の「過食」が最大原因であろうと紹介していました。ここでも「食事」の重要性がいわれており、体に老廃物や過剰な栄養はため込まないようにとのことです。ただし、食事を気をつけたり、運動をしたりと十分健康に気遣っている人でも癌になるわけですので、これといったものはないのが残念です。
何を信じるかはその人その人の考え方であると思いますが、こうしたものを気をつけた上で、早期発見をするために健診などを受け積極的に努力をすることが大切ですと説明するようにしています。

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手術→当直→検査

昨日、S状結腸癌に対し、手術を行い、昼から病棟業務、夕方より救急外来当直、1,2時間ほどは眠れましたが、そのまま、病棟業務および内視鏡検査に突入です。内視鏡スコープの洗浄の合間にぐったりしていると、内視鏡検査待ちの患者さんから、「うわさに聞いてますけど、先生たちも大変そうですね、わたしが、H知事に業務改善や賃金をあげてもらうように言いにいきますよ」といってくれました。もちろん冗談なのですが、患者さんにきづかわれるのは医者として失格です。いくらきつくっても患者さんの前ではそんなそぶりを見せてはなりません。私の検査はちゃんとしてくれるのだろうかと不安に思うでしょうし、手術だとなおさらです。

最近は、当直明けは休みという病院も増えているそうですが、私の病院は人手不足なのでまず無理でしょう。

当直明けでも当たり前のように検査や手術する、休める時は患者さんに隠れて休む、といった医者の疲労によるヒューマンエラーを起こさないよう与えられた状況で努力する、こんな生活が医者になってからずっと続いていますが、今後も状況は変わらないでしょう。

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