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2012年12月

医療従事者であれば読むべき本

僕の死に方 エンディングダイアリー500日
僕の死に方 エンディングダイアリー500日

「ホンマでっか!TV」に出演していた経済ジャーナリスト金子哲雄氏の手記です。ホンマでっか!TVは時々観ており、金子氏のマーケティング理論に「ホントかなあ」と思いつつ、視点が面白かったので結構好きな人でした。一時期結構痩せた姿がテレビに映し出され、本人が「ダイエットしました」と言っていたのでそんなに気にもとめませんでしたが、ニュースで亡くなられたとの報道をみ、とてもびっくりしました。

「肺カルチノイド」

病名を聞き、消化管でのカルチノイドはたまに見かけていましたが、肺についてはほとんど知りませんでした。カルチノイドはいわゆる「がんもどき」ですが、大きくなると転移したりします。

41歳という年齢でこれだけ大きくなって発見されるというのは、専門でないからわかりませんが、かなり稀だと思います。

症例も少ないため、当然、治療に関する報告も少ないでしょうから、治療に当たった医療関係者も困ったのではないかと思います。

本人も、希な病名と既に転移のある状態で、有名病院ですらけんもほろろに治療を断られたことに深い悲しみを感じておられたようでした。

治療の手立てがない状況を知った本人の心情や医師の救いのちょっとした言葉に対する喜びの表現には自分に置き換えて、今までのこうした終末期の患者さんへの配慮や声かけについて考えさせられることがたくさんありました。

「頑張って」とは言えない、「きつかったでしょう」と患者側によりそう言葉が、こうした患者に何よりも救いになることを身にしみて分からせてもらいました。

演じるということ

先日DVDで「鈴木先生」を観ました。

テレビドラマを観ることはほとんどないのですが、なんとなくレンタルビデオ屋に行ったときに1巻を借りて観たところ、とても面白く、あっという間に5巻すべて見てしまいました。

映画化もされるということで、時間があったら観に行ってみたいと思います。

さて、この「鈴木先生」何が良かったかというと、教師という立場で生徒を客観的に観察し、クラス内で実験をするという考え方です。その中でその実験の検証をし、理想のクラスを作り上げるといったものです。一見、不謹慎な考え方のように見えますが、各個人の生徒の意見や考え方を尊重し、大人のエゴや世間の矛盾を生徒に解説し、考えさせ成長を見守るといった教育方針を貫いています。

教師と医師の立場こそ違いますが、客観的に生徒をみながら、いい教師を演じるという手法はある意味、医師のスタンスに共鳴することがあると思いました。

学校という舞台で、理想の教師をとなるよう努力する、教師が身を粉にして熱血指導をするといったやり方は、精神的にかなり負担を強いますし、生徒に振り回されることも多いと思いますが、「演じる」といった感覚で働くと、そこまで精神的に追い詰められることもないような気がします。

我々医師に当てはめると、いい医師になろう、ではなくいい医師を演じよう、という意識です。

病院という舞台で、医師はいい医師を演じ、患者もいい患者を演じる、患者のために自分を削ってというのは医師の精神の消耗を激しくさせます。また、患者のみならず、看護師や薬剤師などパラメディカルの人たちにもいい医師を演じようとすることでやさしく接することができます。

意識を変えてあげる、お互いにいい結果を生むような気がします。

PHSの功罪2

何とか教授面談終了しました。

はてさて人事どうなるのでしょうか?私を含め大きく変動がありそうです。

それはさておき、先日忘年会がありました。

いろんな話をしているときに、ある看護師の方より、先生は「たまに話し終わるとPHSをぶちっと切られる」といわれました。

以前「PHSの功罪」で述べましたが、PHSはいつなんどきでも即座に連絡をとれるのはいいですが、相手の状況が見えない状態で話をされため、電話で会話するのが困る状況があります。

もちろん100回に2,3回は「そんなことも言っておられないくらい大変な用事」ということもありますが、大半は今すぐに会話しないといけないとは言えない内容です。

せめて、相手が電話で今話していい状況かどうかを確認し、了承を得るのが礼儀ではないかと思います。

外科医の場合は特に、手術や処置中、患者さん家族と深刻な話をしている状況など多々あります。その際、急を要さない内容でさえぎられると非常に困ります。おそらくのそんな状況で用件が済むと「ぶちっ」と電話を切っていたのではないかと思います。

もちろんそう指摘されて、「すいませんでした」と表面上は謝りますが、電話先での相手の状況を思いやるというは、ある程度常識的なことではないかと思うのです。せめて「今よろしいですか」や「お忙しいところすいません」などの言葉を添えて用件を話し始めるのが礼儀ではないかと思います。

一般の方でも、携帯電話の普及によってそういった機会があると思います。そんなときは「今電話で話せないので後でかけなおします」など言うことができますが、我々の場合、内容を聞かないと、急がないといけない内容か、いつでもいい内容なのかを判断できません。せめて話す前に一言断ってから話すのが礼儀だと思います。

こんなこと私があえて病棟で看護師に向かって言うと、うるさがられるかもしれないなあと思って黙っています。いつかいい時期に話そうとは思いますが、こういった接遇のレクチャーをだれかしてくれないかなあと思います。

衆議院総選挙について

特に話題ってほどでないんですが、衆議院総選挙にいってきました。国民の義務として当然で、こうしてブログに書くほどはないのですが、翌日テレビを見てびっくりしました。

自民党圧勝にではありません。

投票率戦後最低」にです。

今回の選挙の争点で医療問題は取り上げられていませんでしたので、医師の立場でとやかくというわけでなく、原発、消費税増税、TPP参加、経済対策などいろいろ世論の関心事が多かったのではないかと思いますが、「選挙に行かない人が多かった」というのはどういうことでしょうか???

支持したい政党(候補者)がなかったから?

それなら白票を投じてでも投票所へ行くべきです。

投票率の低さが、政治家をダメにするような気がします。いろいろ文句を言う前にきちんと義務を果たすべきです。

医療とは全然関係ありませんが、なにかむしゃくしゃしたので思わずブログに載せてしまいました。

すいません......。

有名人がつぎつぎ消化器癌に

最近、食道癌で亡くなられたの中村勘三郎さん、お笑い芸人で胃癌で手術を受けた宮迫さんなど、消化器系癌になられた方の報道が目立ちます。以前は王貞治さんが胃癌で腹腔鏡下胃全摘を受けられ話題になりました。

こんなときネットやニュースを見ながらわれわれは「あーだったんだろうなあ」と仲間内で話すことがありますが、実際、医療サイドの当事者の立場からすれば「かなり大変だろうなぁ」と想像できます。

とくに食道癌で亡くなられた中村勘三郎さんのように術後の合併症で亡くなられたりした場合など、術後管理において、懸命の集中治療、患者家族へ費やされたの多大な説明時間などを考えると、とても頭が下がる思いです。

治療する医師としてこれらの努力は当然のことと思われるかもしれませんが、亡くなられた後のご家族の「先生たちは精いっぱいのことをしていただきました」とのコメントは、結果が悪かった場合なかなか言えないと思います。その言葉の中に医療サイドの懸命な努力が垣間見えたような気がしました。

中村さん自身かなり無念だったとは思いますが、医療に携わった人々もそれに劣らず無念であったのだろうと想像いたします。

年末になってきました

忘年会がぼちぼちはじまり、いよいよ「師走」といった感じになってきました。

とはいうものの、今年の忘年会は忙しくてとてもいけそうにありませんので、出席できるのは数ある中の1,2つのみだと思います。

テレビやネットでは政治報道がにぎわせています。今回の選挙はとても関心があり、結構観ています。3年前の轍は踏まないよう国民がしっかり見極める必要があります(私は民主党には投票していませんが)。

そういえば最近医師不足の報道がほとんどなくなったような気がします。

現場からするととても充足してきている感じはないのですが、今の状態である程度落ち着いてしまったのか、それ以外の報道すべきたくさんの問題があるのかわかりません。

 

民主党は「医師不足問題が収束させた実績がある」などと言っているようですが、現場が何とか現状でやりくりしてやっているのが現状です。

 

政治家(民主党政権)は一体何をしたんでしょうか?理解に苦しみます。

年末恒例の教授面談が控えています。

今年は言いたいことが山ほどあります。しっかり主張し、みなが労働環境がいい状態、なおかつ自分自身のスキルアップが望めるよういろいろ要望をぶつけるつもりです。

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