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  • 畑村 洋太郎: 失敗学のすすめ

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2012年9月

自分の中の判断の軸

前々回のブログで、人生の岐路の中に「岐路に立たされたときは、一般的に困難な方を選んだほうがいい」というのがありました。

よく内藤忍さんのブログを読んでいるという話もしましたが、その中に「自分の中の判断の軸」という話がありました。

それは

「時間がある人がじっくりと納得するまで考えて決めたことよりも、忙しい人が直感でサクッと決めたことの方が良い決断になる。そうなるためには、自分の中に判断の軸を持つ必要があります。悩んだ時の決断基準のようなものです。

例えば、

悩んだら世の中に役に立ちそうなものを選ぶ
悩んだら苦労しそうな方を選ぶ
悩んだら相手が得をする方を選ぶ
悩んだらみんなが選ばない方を選ぶ
悩んだら値段の安い方ではなく敢えて高い方を選ぶ

そんなベースとなる自分の軸を過去の経験から作っておけば、エモーショナルで瞬間的な判断でも大きく間違えることはありません。」
われわれの場合、治療方針などで悩むということもよくありますが、この場合はこうした判断軸はあまり役には立ちません。その場合、過去に経験した症例や、先輩の助言などを参考にしますが、それでも迷うときは、取り返しがつく方、最悪にならない方を選ぶようにしています。ゴルフに例えると「間違っていてもリカバリーショットができる方」でしょうか?
もちろん、患者さんにとってどんな選択であってもベストの方法であるべきでしょうが、時として思いもよらないことが起こったりすることもあります。そんな場合、患者さんとって最悪の事態にならないようにすることも大切なことです。

セクシャルハラスメント・パワーハラスメント

本日医局会で、事務次長が全医師に対し、「セクシャルハラスメント・パワーハラスメント」についての説明がありました。

要するに医師に対し、「こんなことにならないように注意してね」ということです。

医師は周りに看護師、検査技師、放射線技師、薬剤師、栄養士、事務職員などの方々に囲まれて働いており、こういう事態に陥りやすい状況がそろっているわけです。

昔、先輩医師で看護師さんたちに、「髪切ったの?かわいくなったね」と言ったりしてきゃあきゃあ言われていたのをうらやましく思ってみていましたが、今では立派なセクハラ発言となります。

事務次長曰く、「よかれと思って言った言葉も相手が不快に思えば、それはセクハラ」ということらしいのですが、同じ言葉を言っても、言う人間によって、心地よく聞こえたり、不快に思われたりはなんかとっても不公平なような気がしますが、しようがありません。地雷を踏まないよう発言には気をつけなさいということです。

「和やかな職場にして気持ちよく仕事がしたい」、医師や看護師、パラメディカルの職員などみんなそう思っているとおもいますが、そのためにはあまり軽はずみな馴れ馴れしい話をするなということなのでしょうか?なんともやりにくい時代になったものです。

パワーハラスメントについては、「上司-部下」間の間柄でのことでしょうが、昔の厳しい教育態度が「パワーハラスメント」と言われれば年配の先生は立つ瀬もありません。しかしながら最近では、「研修医様さま」で、どちらかといえばこの医師不足の中、やめる医師も多いですので、下の人の方に上の立場の医師が気を使っている感じです。教授であっても大学医局員の顔色をうかがって人事を行っている節があります。

時代もずいぶん変わってきたなあと思いながら、事務次長の話を聞いていました。

人生の岐路

医師の人生には選択しなければならない岐路に立たされることがあります。大学を卒業する時、何科に進むか、大学院に行くか、どこの病院に就職するか、医局をやめるか、開業するか、外科医であればメスを置くか、などなどいくつになっても選択を迫られることがあります。

自分らしく仕事ができる、体力的に困難、スキルを上げるなどを指標にして選択しますが、こういう風に岐路に立たされたときは、一般的に困難な方を選んだほうがいいのでは言われています。

年齢を重ねていけばいくほど、家族や自分の限界などで選択が狭められていきますが、どこまで、自分能力を上げる努力ができるか、その環境に身を置けるかが悩むところです。

最近、うちの産婦人科の先生が他県の大学の医局に入局という選択をし、病院を去りました。彼にとってはかなり悩んだのではないかとは思いますが、自分の能力を高める場所にいるという選択をしたのだと思います。さみしくはなりますが、彼の今後を考えると頑張っていい医師になってほしいと思います。

そんな彼がうらやましくもあり、自分が今までたどってきた選択肢がどうだったかを考えたりします。

もう後戻りはできず、今の環境で頑張るしかありませんが、若さがあり、選択の余地があるということはうらやましくもあります。

ここの所手術が少ないので

最近なぜか手術が少ないです。こんな時がたまにあります。

理由はよくわかりませんが、たまたまなんだろうと思います。

こんな時は普段できない書類作成や論文作成、学会抄録、ブログなど行いたいところですが、なかなか筆が進みません。たぶん作家になるには不向きな性格です。

じっと机に座り文章を書くのが苦痛なので外科医になったようなものなので、いざ時間が空くとすぐにはできません。

そんなときは早く帰り、本を読んだり、ゴルフの練習、ロードバイクをしたりします。

この3連休に

台風が通り過ぎると同時に、がん末期の私の患者さんが次々と亡くなっていきました。

3連休の最終日は当直で病院に泊まり込みでいますので、3連休はほとんど病院に出入りしていたことになります。

病院にしょっちゅう来ていた割には、その他の仕事がなかなかはかどりません。せっかく来ていたのだから空いた時間に書類作成やサマリー、論文作成などすればいいのですが、なかなか筆が進みません。もちろんこのブログもそうです。

やっぱり、患者さんが亡くなるかどうかの瀬戸際の時、その他の仕事を平然としている気にはどうしてもなれません。

まだ、スペシャリストとはいえず、未熟なせいだとは思いますが、亡くなるときは、その人のカルテを書きながら、今までの治療や家族への説明など、いろいろなことが頭にめぐりながらボーっとしてしていることが多いです。

治療もそうですが、一つ一つの言動、患者家族への接し方など、反省することは山ほどあります。自分の感情のコントロールができなかったことをとても後悔することもしばしばです。

この最後の儀式の際、こうして反省や検証を頭の中でする、これも医師の一つの重要な仕事だと思っています。

天地明察を観に行きたい!

冲方丁著「天地明察」の封切が9月15日です。

小説を読んでとても面白かったので、映画も観に行きたいのですが、なんせ時間がありません。

江戸時代に囲碁打ちの安井算哲が多くの人に支えられ、何年もの月日を重ね「暦」を完成させるといった内容ですが、実話のようで、こんな人がいたとは知らず、話に引き込まれつい夢中で読んでしまいました。

一つのことに集中する、興味のあることをとことんやりぬく、といったことは才能ですが、それを見つけられるのはその人にとって幸せなことだと思います。

我々も現代の世において夢中になれることを見つけたいと思いますが、実際見つけられた人はわずかだと思います。

私の場合、「仕事」がそれにあたるのではと今のところ考えてますが、それを突き詰めるところまで行けるのかどうか。

結構経験年数は経ちましたが、まだまだのようです。

健康に気遣う同級生が増えてきた

小生も最近ロードバイクをはじめ、健康には気遣っているつもりですが、facebookで高校、大学時代の同級生や、同じ外科医局の医師などが最近運動を始めたという書き込みが増えています。

ジョギング、水泳、バイクなどそれぞれですが、人によってはレースに出たりして、この年齢になりかなり積極的にしています。

先日、私の同級生が突然死したことをこのブログで書きましたが、こうしたことは日ごろの健康管理が必要と再認識させられました。

私の好きな人に経済・投資の専門家である内藤忍さんという方がいます。彼のブログSHINOBY'S WORLDに書かれていましたが、60歳定年という時代はもう終わりを告げ、ほとんどの人が勤めていた会社を辞めてからも、次の仕事を見つけ働き続ける時代になっていくのではないかということでした。

そうなると、考えなければいけないのは、今の仕事を辞めてからの「第2のキャリアパス」です。そのための心得は

社会環境に合ったスキルを先取りして身につける
長く健康で働けるように、自発的な健康管理を心がける
これまで培った「人的資産」を、次世代に還元する方法を考える
会社時代の地位やプライドは百害あって一利なし

とのことでした。内藤氏はこの中で重要だと思うのは、健康とスキルで、健康でなければ働くことはできませんし、毎日が辛いものになります。その上で、スキルを持つことです。年齢と共に記憶力や体力は衰えるかもしれません。しかし、物事に対する洞察力や経験に裏打ちされた知識は増えていくとかかれています。

私自身アーリー・リタイヤメントを目指していましたが、そう考えると第2の人生を考えるのに今のうちからしっかり健康管理をし、今までの経験を社会に還元できるようしっかりスキルを磨いていくことが大切なんだろうなあと思います。

iPhone5発売か?

いままでギャラクシーSを使って2年ほどになり、そろそろ買い替えを検討していました。

ギャラクシーIIIと思っていたところ、最近の日韓情勢やアップルとサムソンとの訴訟のニュースを見ると、ギャラクシーはやめにすることとしました。

そんなところに「iPhone5、9月12日発表か?!」とのニュースに、これはもうiPhoneに乗り換えるしかないと思うようになりました。

問題はドコモからauもしくはSoftBankへの変更で、いまは番号変更もないとのことなのでそれはいいのですが、なんせ田舎なので、つながりやすさなどauやSoftBankはどうなんでしょう?

また、メールなどのコンテンツについてGoogleを主に使っているので、それがiPhoneだとどうなんでしょうか?

iPhone5の発表があったらゆっくり検討してみたいと思います。

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友人の突然の死

大学時代野球部で6年間ともに汗を流した友人の突然の訃報をうけ、通夜に行ってきました。

5年ほど前に開業し、2年前同窓会で会ったときは地域医療に生きがいを感じていたらしく、学生時代と同様、生き生きして、そんな彼がうらやましく思えたものでした。皆から好かれる性格で、いつも輪の中心にいる彼でした。そんな彼は日常診療のあと、自宅で休んでいるところ急に息を引き取られたとの事でした。あまりにも突然で、知らせを聞いたときは、「うそだろう!」という気持ちでした。彼を知っている誰もがそう思ったと思います。彼のことだから、恐らく自分のきつい体を押して患者さんのために手を抜かずめいいっぱいの診療をしていたと想像します。

我々の仕事はときとして自分の体調を顧みず、無理して行わないといけないことがあります。

勤務医よりも開業医のほうがそこまで束縛されないとは言われていますが、開業は一人でその地域のたくさんの命を預かるわけで、そういう意味では多大な重圧がかかっていたのではないでしょうか。

自分の命をすり減らしてまで患者さんのために尽くす、医師の鏡と評されるかもしれませんが、命あってこそです。、彼の家族、周りの人たち、地域の住民にとってはなくてはならなかった存在なのですから....。


またあったときには、いろんな話をしたかった。

ほんとに残念でなりません。

出会い、そして別れ

7月1日から私の下で外科研修をしてくれた研修医君が8月いっぱいで終了、9月より大学病院に行くこととなります。

2か月という短い間でしたが、よくやってくれ、とても助かりました。彼は「あまりお役にたてなくって」などど、謙遜していっていましたが、いやいやどうして、この少人数であたふたしている外科スタッフの中にあってはつらつとよく手助けしていただきました。9月1日で朝から腸重積の観血的整復術の緊急あったのですが、わざわざみに来てくれてました。9月3日から大学での研修だというのに....。

産婦人科に入局予定とのことですが、いい医師になるのではないかと思います。

今まで出会った研修医の先生方はとてもまじめできっとそれぞれいろいろな診療科で頑張っているのだと思います。

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