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2012年8月

老衰?突然死?PPK?

先日84歳の男性がレベル300(痛み刺激にも無反応)、呼吸もかなり浅い状態で救急外来に運び込まれました。まず、内科が診ていたのですが、胆石があり当院で胃癌で胃切除の既往ありとのことで、外科を紹介され、うちで診ることになりましたが、みるからに老衰の様相でした。家族に「あまり持たないでしょうが、入院の上点滴しながら経過観察します」と言って内科より引き継ぎましたが、受け持って2時間余りで亡くなってしまいました。

後日、そのご家族が面会に訪れ、最近調子が悪く、自宅での様子や往診のときの状態などを話したのち、いろいろ後悔されていることを話したり、その時の見解を私に訊いてきたりしました。

84歳の男性で食べれなくなり、るいそうが強い状態でしたので、全身的に衰弱し、心肺の機能が弱ってくることによる死、いわゆる「老衰」ではなかったか、という見解を話しましたが、家族としては「状態が悪いのに気づいてやればよかったのか、あの時入院させてればよかったのではないか?」などと言われていました。

ご本人が入院したくなくってできる限り自宅で過ごせたのでそれでよかったのではないかと、仮に状態悪化する前に入院させて、点滴をしながら数日、数か月生きながらえてもそれが本人にとって良かったかどうかと、私の個人的な見解をお話ししました。

よく、ぴんぴんころり(PPK)で亡くなり、家族に迷惑をかけないようにするためにはどうしたらいいかとの雑誌や本の記載がありますが、本人の望む以外のところで家族はそうした死に方に後悔や不満を持ったりするものです。

もちろんご家族の心情として一日でも長くとの気持ちはわかりますが、自分の最後については病院で点滴につながれた状態でなくなっていくことは、家族にとって安心ではあるのかもしれませんが、それは本人にとってよいことなのかどうかは、結局本人の気持ちを聞いてみないとわからないものです。

亡くなっていくときの本人の希望≠家族の希望であることは多々ありますが、できるだけ両者に許容できるようにしていくには、よくコミュニケーションをとること以外にないんだろうなあと思い悩みます。

今回のはなかなか力作でした。

神様のカルテ 3
神様のカルテ 3

「神様のカルテ」パート3が出るとの広告をみて、本屋さんに走りすぐさま購入。さっそく読了しました。今回の内容は地方医療に携わる主人公の苦悩がよく描かれていました。

今回の話が、1,2に比べてもいちばんおもしろかったです。

現実的にもよく遭遇する内容で、新任の消化器内科の女医さんがよく効いていました。

これも映画化されるのではないでしょうか?文章がとても上手で、とても医師が書いた小説とは思えません。

facebook承認の嵐

先日高校の同窓会に初めて出席しました。

驚いたことに300人中100人ほどの出席で、かなり懐かしいひと時を過ごしました。

全然変わってないひともいればすっかり変わってわからない人などいましたが、数十年のときを感じさせないほどあの時のまま話がはずみました。

普段「先生」と呼ばれているので、「○○君」と呼ばれるのが久し振りでとても新鮮に感じました。

地元に帰って医師をしているとのことで一様に「えらいねー」と言ってくれますが、そのあとは高校のときのばか話です。

しかし、病棟の患者さんの状態の悪かったので、なくなく一次会の途中で帰りました。

翌日になると、その時出席していた同級生や出席できなかった同級生からfacebookの承認を求めるメールがたくさん。みんな私が忙しいと思って遠慮していたようで、片っ端から承認していき、さらに友達が増えてしまいました。

しかし、facebookの普及率はすごいもんです。

夏休み第1弾終了

夏季休暇は1週間ほど取れますが、私の場合、いっぺんに取らずに分けてとってます。

昨日で第1弾は終了、今日から仕事復帰です。

重い体を引きずり病院に向かいました。

ただ、早朝のロードも20kmほどこなしました。

患者さんに『久しぶりですね』といわれると、申し訳ないような気持ちになりますが、リフレッシュした分、頑張らないといけませんね。

夏休みに向けて

毎年7~9月の期間交代で夏休みを取りますが、今週末より私が夏休みを取らせてもらうことになっています。

今年は研修医の先生が下についてくれていますので、彼に留守中は任せようとは思いますが、主要なことはやはりスタッフの医師に頼んだり、不在中の検査の予定や退院手続き、注射や薬の処方などはきちんとしておく必要があります。

できるだけ受け持ち患者は減らしたいところではありますが、休み前に増える一方、さらに昨夜は緊急手術をし、ICU入室となってしまいました。

不在中にできるだけ心配事や負担は減らしたいと思うのですが、そういってもできることではなく、あとは研修医の先生に任せるしかありません。

できるだけたくさんのお土産を買って帰りたいと思います。

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