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2009年3月

もうすぐ4月

今年は桜の開花が1週間ほど早く、もう満開に近い状態です。4月に入り恒例の病棟花見があるはずですが、もうその頃には散ってしまうのではないかと心配です。

年度末は移動の時期なので、残っているものは緊急の患者が押し寄せてくるのではないかと心配です。新任の医師2人は4月1日からしか来ないので早く4月になってほしいものです。

医局においてあるコンピューターの調子が悪いので買換えを検討しています。デスクトップがいいのですが、VistaかXPかのシステムでどちらを買おうかと検討中です。今までのデーターや病院の処理ではXPがいいのですが、今後Vistaに移行するのであれば、Vistaにしておこうと思いますが、悩むところです。

電子辞書EX-Wordを購入しました(まだ来ていませんが)。医療専用バージョンなので少々高めですが、英語の勉強にも十分活用できるため、自己投資には必要と考え、思い切って購入することにしました。小さな投資(書籍など)は迷いませんが、ある程度額が大きくなるとなかなか分切れないもんです。

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WBC終わっちゃいました

日本中が歓喜に沸く中、ここ田舎の病院でも、患者さんの部屋に行けばどこもかしこもWBC、待合室のテレビにくぎづけの人多数の状態でした。

こんな時は医師やその他病院職員も仕事をしたくなくなります。

先週、土曜日に来た腹壁ヘルニア嵌頓の患者さんと、腹膜炎の患者さん、ともに84歳と85歳ですが、ICUで全身管理を行ない、いろいろな呼吸循環器の合併症を起こし、四苦八苦しています。そんな中WBC優勝は、肉体的精神的苦痛から、一時的にでものがれさせてくれました。日本チームの優勝はこんなところにも貢献しています。

イチローの「心が折れそうになった」は、このばたばたした勤務状態や、勤務医師減少の状況でうちの病院で、はやりそうなフレーズです。

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負けちゃいましたね

あまり観れませんでしたが、注目の日韓戦負けちゃったみたいですね。とっても残念です。

やはり、イチローの出来が悪かったことと先取点が取れなかったことが大きかったみたいですね。

韓国も日本相手だと死に物狂いで戦ってきますが、サッカー同様、日本代表選手には韓国選手に勝る必至さが足りないような気がします。

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明日は日韓戦

今日は当直明けで少し早めに仕事を切り上げました。夕方より院内の委員会(院内感染委員会、外来化学療法委員会、輸血療法委員会)に出席し、さらにくたびれてしまいましたので、気分転換にちょっとだけゴルフの打ちっぱなしに行って帰りました。

WBCの野球がありますので、楽しみにその行く末を見守っています。仕事に支障がないよう後でニュースで見る程度ですが....。

明日の日韓戦は楽しみです。今のチームはオリンピックの時と違ってまとまりがありレベルが高いので明日の試合はぜひとも勝ってほしいものです。

試合は昼間なので患者さんの部屋でちょこちょこ途中経過を眺めながら仕事をしたいと思います(不謹慎!)。

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新薬の導入

大腸癌の肝転移の患者さんに、このたびはじめて「ベバシズマブ」を使うことになりました(舌をかみそうな名前ですが)。これは分子標的薬と呼ばれるもので、今までの抗癌剤治療に加えることにより、より延命効果が得られるといったものです。

しかしながらとにかく高い。従来の抗癌剤よりかなり高い値段です。

さらに新規採用の薬なので患者さんへの説明や、臨時採用の手続きなどかなり煩雑です。こうした手続きを新薬が出るたびに行なわなければならず、いい薬が出てくることはいいことですが、使うものにとってはかなり面倒です。

さらに副作用の面など、なれていない薬なのでかなり神経を使います。
これば、びしっときけばそんな苦労も何のそのですが、「どうかなあ」というくらいの効果だとがっかりです。

いままでいろんな薬の導入に立ち会ってきましたが、抗癌剤でこれはいいというものは1個か2個くらいなもんです。「この薬で3ヶ月延びる」といったくらいだとあんまり感触がありません。

ただ、劇的に効く人もなかにいるため、そんなときは「やった」という気分になります。外科医は手術で切除できたというのがひとつの充実感を味わうときですが、取れなくてがっかりした後に、抗癌剤で「効いた!」という快感も味わうことができます。そういう意味でも外科医の醍醐味はふえていると思いますが、希望者が年々減っているというのはどうしたもんでしょうねえ。

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今年も異動の時期となりました。

3月は異動の時期です。他科もそうですが、わが外科も実働(部長を除く)4人中2人異動となり、居残りの二人に負担がかかっています。異動の二人は、引越しや諸事情でほぼ休職の状態なので、患者は居残り二人に振り分けられています。よって一人当たりの患者数が増えてきています。

幸い定期手術が少ないので、そこまで負担とはなっていませんが、それでも一日中、ばたばた走り回ることが多く、毎日へとへとです。早く4月が来てくれないと、落ち着いた毎日が過ごせません。

しかしながら、当病院は4月からかなり厳しい状態になりそうです。一気に6人やめてしまい、内科医が激減します。そうなると、診る患者さんが少なくなり、他病院に回すことが多くなる可能性が高くなります。

幸い、外科は今年は人数は減らさせませんでしたが、内科が診る医師が少なくなると、さまざまな内科的疾患をかかえた管理ができず、当然手術患者も減ってくるわけで、病院としては活気がなくなってくることが必至です。何とか踏みとどまってほしいのですが、院長の努力もさることながらなかなか医師確保が難しい状態です。

他の地域もそうでしょうが、地方医療の厳しさをひしひしと感じています。

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ジェネラル・ルージュの凱旋を読みました

映画化されたという「ジェネラル・ルージュの凱旋」海堂 尊著(宝島社)を読みました。

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緊急手術もあって忙しかったのですが、2日間(正味2時間ほど)で読んでしまいました。前回の「チームバチスタの栄光」の時もあっという間に読んでしまいましたが、内容が面白かったため今回もスキマ時間に一目散に読みました。

今回のテーマは「救急医療」ですが、最近私の病院でも話題になった「Ai(オートプシーイメイジング)」について、勉強になりました。CPA(心肺停止状態)で運ばれた患者さんに死因を検索する手段として解剖以外にCTスキャンなどの画像診断を駆使して、その診断に役立てるものです。

ただし問題があります。死体を切り刻むわけでありませんが、死後の御遺体を検査するわけですからその検査費を家族に請求するわけにはいきません。そうなると病院側が負担ということになるわけですが、その辺のところがまだ確立していないのが実情のようです。

しかし、有用であることは確かで、今後この考えが普及していくものと思われます。今後、救急の現場でも厳しい追及がされることが必至なので、Aiなどの客観的証拠を残すという意味では積極的に医療側が行う必要があると思います。また、家族としても死体解剖が避けられるケースがあるわけですから、金銭的なものがなければ双方にとっていいことだと思います。

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おくりびとの反響がすごいですが

夜中に術後の患者さんが、午前2時ごろ、いきなり痰をつまらせて、心肺停止状態になってしまいました。当直の先生に処置をしてもらって、その間に私も連絡を受けて駆けつけましたが、2回の心停止後、心拍再開しました。人工呼吸器装着し、意識も戻りましたが、呼吸が弱く、人工呼吸器につないだ状態にしていたところ、本日昼間に自分で気管チューブを抜いてしまいました。

何とか、呼吸は自分でしていますが、今後また止まる可能性はあります。もともと重度の糖尿病で、慢性腎不全があり、血液透析もされ、その他、乳癌などの既往もあるのでいったいどこまで治療するべきか迷っており、ご家族の方々と相談しているところです。

人工呼吸器を救急で装着し、慢性化して、家族の希望ではずして問題となることがよく報道されます。いったん装着してしまうと、いくら家族の希望があってもなかなか生命維持のための呼吸器を外せないのが実情です。しかしながら、それが家族の負担となったり、ご本人が悪くなる前の意思を反映したいということでおおくの医師が板挟みになることがありますが、みなできないとお断りしているのだと思います。私はあまり経験がありませんが、呼吸器をつける際にはご家族に、いったんつけると外せなくなりますよと説明します。

高齢化になり、いろんな患者さんがいますので、どんな一生をおくらせるかは患者さんが意思確認できないときは、ご家族の方とよく相談していろんなことを決めることがあります。今、「おくりびと」という映画の反響がすごいですが、どういう風におくさせるか、おくってもらいたいかについて関心が出てくるかもしれないですね。

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