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2008年11月

TOEICテストを終えて

TOEICテスト(第3回目)を受けてきました。

わけもわからず受けていた前回、前々回と比べ、今回はある程度分析できるようになりました。毎回、受けっぱなしで反省がないと進歩がないため、今回は、早々に分析したいと思います。

【良かった点】

1)基礎的単語をある程度単語帳で覚えていたので、長文(パート7)の文章が、ざっと読んでなんとなく何が書いてあるか理解できるようになったこと。

2)新公式問題集を繰り返し解くことによりスキミング(問題文から本文を拾い読み)がある程度できるようになったこと。

3)リスニングの文章がよく聞き取れなくても消去による選択をするようにしたこと。

4)時間配分(リーディング75分)をパート5(15分)、パート6(8分)、パート7(残りすべて)とある程度できたこと

5)パート1、2の「example」のアナウンス中に、パート5の文法問題を8問ほど終えておいたこと

【反省点】

1)やはり単語力が今一つで、わかりずらい長文は文章理解というより、パズル法でといたこと

2)最後のパッセージで3分しかなく、気力がなえてしまったこと

3)先読みの理解がいまいちであったため、文章を聞きながらの読解で、ぎりぎりな感じであったこと

などなどです。

やっぱり単語力がないことは自覚され、もっと覚える必要があることは毎回のことです。しかしながらその感覚が前回にくらべやや少なくなったような気がしました。

今回、どの程度点数が取れているかはわかりませんが、前回みたく「惨敗!」という感想ではなく、冷静に分析出ているところは進歩がみられると思います。

どうも、このTOEIC、勉強しても英語力がアップしているような気がせず、小手先だけの技術が養われているだけのような気もします。

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TOEICいよいよ出陣

本日第3回目のTOEICテストを受けてきます。

3回目ともなると緊張感もなく、落ち着いてできそうですが、そろそろドーンとスコアアップしたいところです。

TOEICは時間に追いまくられながらの試験なので、集中してどんどん解いていこう(埋めていこう)と思います。

どんな点数か楽しみです。

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またまた麻生首相

記事:共同通信社
提供:共同通信社

【2008年11月27日】

 麻生太郎首相が20日の経済財政諮問会議で、「たらたら飲んで、食べて、何もしない人(患者)の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」と発言していたことが26日に公開された議事要旨で分かった。

 首相は全国知事会議で「医師は社会的常識がかなり欠落している人が多い」と発言し、陳謝したばかり。病気になるのは本人の不摂生のためとも受け止められる発言で、波紋が広がりそうだ。

ブログのねたには事欠かないかのように、つぎつぎと発言してくれる麻生総理です。

これについては医療関係者のサイト(m3)でも「同感」という意見と、「とんでもない発言」とする意見で分かれています。

これについてあれこれいうつもりはありませんが、やはり別に不摂生もしないのに難病となってしまい、治療されている方々には暴言とも聞こえるのではないかと思います。

予防医学の重要性は今後、「メタボ」に代表されるように注目されてくると思います。ただし、これが直接的に医療費削減になるかは、以前ブログで紹介しましたが(メタボ対策http://kenichi0118.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_7045.html)、はなはだ疑問です。生活習慣病といわれる病気は減るかもしれませんが、高齢者の癌は増えるだろうと考えられるからです。

逆に、予防医学を啓蒙していると考えれば、あながち麻生総理の発言は「失言」でないとは思いますが、やはり首相という立場での万人に対する発言としては、表現方法について問題ではないかと思います。

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インフルエンザの話

よく、外来で「インフルエンザの予防接種を受けていいでしょうか?」と聞かれます。抗がん剤の治療中の方は遠慮してもらいますが、それ以外の人は「いいですよ」と答えます。

インフルエンザの報道は、最近報道が加熱しており、一般の人もかなり関心が高いようです。「スペインかぜ」のように猛威をふるい、多数の死者を出す可能性があると警告しているようですが、果たしてどうなのかはわれわれ専門でない医者は正直言ってわかりません。どうも体力的に弱った老人が肺炎を併発して亡くなることはあるにしても、普段健康な成人はあまり命には別条ないという感覚でしかありませんでした。

しかしながら、今日、月一回の院内である臨床懇話会で小児科の先生がインフルエンザウイルスによる髄膜炎、喉頭蓋炎で乳幼児がなくなることもあると聞いて、認識が変わりました。早期に病院に連れて行き、診断がついても数日でなくなることもあると聞いて、子供につては恐ろしい病気であり、命は助かっても後遺症が残ったりすることも考えればやはり予防接種は受けたほうがいいと思うようになりました。

さらに、流行により、人口の集中した地域での死亡率が上昇するとなれば、大人であってもしっかりした予防が必要と考えます。諸外国に比べ日本は遅れており、ワクチンもストックが少ないと聞きます。そう考えると、情報を早めにキャッチし、それに対する対処も必要です。

癌の方は特に抵抗力の弱っている人が多いでしょうから、こうしたことにも我々も情報を張り巡らせておくことが必要だと考えるようになりました。

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神経を使います

今、子どもの鼠径ヘルニアの手術がおわり、一息ついているところです。

小児のヘルニアの手術は、すべてのパーツが小さく、デリケートな手術なのでかなり神経を使います。ヘルニア嚢という腹膜の袋を見つけて、血管(精巣動静脈)、精管と剥離して、その袋を結紮するという手術で、やることは単純なのですが、この袋がなかなかわからないことあり、また、血管や精管を損傷しないようによけないといけませんので、細かい操作で神経を使い、どっと疲れます。

小児外科の先生はいっぱいしてなれているかもしれませんが、我々はたまにおこなうのみなので、食道や膵臓などと違う意味で我々にとっては難しい手術のひとつです。

先日救急外来で当直していると、9ヶ月の小児白血病の子どもの化学治療用の中心静脈カテーテルを抜いてくれと小児科の先生に頼まれました。

ケタラールという静脈麻酔をつかうため、眠った状態でおこない、暴れたりすることはありませんが、それでも小さな子どもの柔らかい皮膚を切開したり、皮下を剥離したりと、かなり神経を使います。こんな小さな体で、抗癌剤投与に耐えている子どもを見るとそれだけで涙が出そうですが、そんなこと言っておられず、やっているときは必至でした。これも無事終わってどっと疲れました。

小児科はいまや全国的に人手不足で、夜中でも呼ばれることが多く、大変だと思います。そうした中、お母さんやお父さんのプレッシャーをものともせず、点滴などのいろいろな処置を黙々とおこなう小児科の先生には頭が下がります。産婦人科と同様、より多くの若い先生が小児科を選択してほしいと思います。

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麻生総理の発言

「医師は社会常識がかなり欠落している人が多い」との自身の発言について陳謝し、撤回した。唐沢氏が「耐え難い環境で医療現場を懸命に守る医師の真摯(しんし)な努力を踏みにじるもので、奈落の底に突き落とされた思いだ」と抗議。首相は「言葉の使い方が不適切だった。発言を撤回し、謝罪する」と述べた。

病院経営をされて医師と付き合いが多くある首相の発言で、医師の「社会常識欠落」については常日頃から感じておられ、つい、ぽろっと出たのであろうと推測します。

たしかに、医師の世界は一般社会とすこしかけ離れた世界があり、その中で生きていると「感覚が一般の人と違うのでは」と感じたりすることは事実で、また、世間の波にさらされないため、一般サラリーマンの方々がおこなうような事務的なことについては疎いと思います。

さらに、大学を卒業したてで何もできないころから、年齢が父親くらいの製薬会社の営業の方や、年のいった患者さんから「先生、先生」といわれ、えらくなったような錯覚になってしまいがちです。その中でいかに自分をしっかりもって地道な努力を積み重ねるかどうか。さらに、外科系であれば先輩に教えてもらいながら一人前になれるため、軍隊みたいに「上のものが絶対」みたいなところがあり、上下関係が厳しい世界でもあります。そういう世界は今の一般社会からは外れていると思います。

そういう意味では、医師の社会は社会常識から欠落する要因がある世界であることは確かです。

しかしながら一国の首相が公的な場で発言することではなく、特に今の時期にこうしたことを話すということは、内閣、さらには自民党をみずから壊したいと思って言っているとしか思えないです。

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TOEICがまたまた迫ってきました

11月30日、第3回目のTOEICを申し込んでいます。

時間ってあっという間に迫ってくるもんなんですね。まだあると思っていたら、もう2週間を切っていました。

思えば、昨年、消化器外科学会の専門医試験をこの時期に受けて、「勉強せねば、このままのんべんだらりとしてしまう」と思い、ニンテンドーDSを買って「もっとえいご漬け」を始めたのが、英語の勉強の始まりでした。それから、TOEICの存在を知り、この年になり、挑戦してみようと思い立ちました。もう、1年近くなりますので、われながら結構続いていると思います。

どこまでできるかわかりませんが、日常業務に差し支えない程度にこれからも続けていこうと思います。将来的に目標は高く、900点です。scissors

このブログも今年の2月から始めましたので、これまたよく続いています。happy01

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ほぼ徹夜の状態でゴルフ

日曜日久しぶりにゴルフの予定を入れていましたが、胃癌の末期の患者さんが急変され、結局、日曜日の朝方に亡くなられました。

ほとんど寝れていない状態で、1時間半かけてゴルフに行くことになりましたが、前半はふらふらでほとんどスコアにならない状態でしたが、せっかくですから、きついのを押してがんばりました。

地域の練習場主催の大会のコンペで、知り合いの整形の先生が誘ってくれての参加だったのですが、4人の組で、整形の先生以外のあとの2人は初対面の人でした。

お二人ともいい方で、私がふらふらの状態でも、イライラすることもなくむしろ励ましてくれ、とてもいい時間がすごせました。

おひとりは建設会社関係の方で、ゴルフ場のメンバーみたいで、かなりの腕前でした。

もう一方は、60~70台初老の方で、最近胃の手術をされてあまりドライバーが飛ばなくなったと、シルバーティからのティショットでしたが、年季が入っており、飛距離はでませんが、スコアーをまとめるのが上手な方でした。

昼休み、4人でご飯を食べてゴルフの話で盛り上がっているとふとした拍子に、その初老の方が同じ消化器外科の医師であることがわかりました。

意外なところで、知り合いになり、それからは私にいろいろ昔の話や最近の医療事情について話しかけてくれました。もともとは食道が専門で、最近は肛門専門に方向転換して、週3回は他の病院に手術にいっていることや、胃癌になり、自分の出身大学で手術を受けて体重が12kg減ったことなどを話してくれました。

建設会社の方が、「医者が足りない足りないとっているけど何でこんなことになったの」と訊かれましたので、医者3人でいろいろ説明しましたが、「医者3人にいろいろ教えてもらっていいコンペだった」といっておられました。しかし、医者が足りないといっているご時勢で、ゴルフをしに来ている外科勤務医がいるなんてよそであまり言わないでほしいものです。

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医師のモラル

「受け入れ拒否するのは医者のモラルの問題」といった内容で、二階発言が医療界で批判を受けているようで、すぐさま撤回をしたようです。こうした現役大臣の「(本音からの)失言」は、前回の中山元大臣もそうですが、明らかに軽々しく発するのは現役大臣としては資質に欠けるのではと感じます。

この発言でもわかるように、医者といえば、報酬を問わず、わが身をすり減らして患者のために献身的に働きくべきであると考える方々が多くおられると思います。

確かに公的病院ではこうした考えで身を粉にして働いていた医師たちがいままで日本の医療を支えてきました。しかしながら、忙しい中疲労困憊で次々患者をさばいていた結果、医療過誤につながり、マスコミや世間にたたかれるといった状況では、さすがにやってられないと感じるのは当然です。なおかつ、切羽詰まった状況での対応に対することで「逮捕」ともなればこれらの努力は一体何なのかということになりまねません。

「大野病院事件」では無罪となりましたが、こうした背景もまた、現場を離れる医師が増えてきていることに拍車をかけています。

大阪の市立阪南病院では内科医師が報酬面で食い違いがあり、8人一斉に辞職といった事態にもなっているようですがこうしたなか「医師のモラル」とは何なのかと考えさせれることが多くなっていきてます。

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大学医局からのお達し

先日、私が所属する大学医局からメールが届きましたが、その内容は、各関連病院に回ってきている研修医を勧誘し、大学医局希望者を募るようにとのことでした。さらには入局希望者を紹介してくれた病院には優先的に大学からの派遣があり、希望者がいなければ、来年度からの大学医局からの派遣は検討される(つまり減らされる)とのことでした。

ついに、入局者を集めきらない大学が、その矛先を関連病院に托し、さらには脅しまでかけるという暴挙に出てきました。あまりに入局希望者が少ないからといって、派遣する医師がいないのはわかりますが、ちょっとあんまりだと思います。

それでなくてもうちの病院にまわってくる研修医の数はせいぜい5,6人程度であり、そのうち外科も1,2人しか来ないので、その人たちを確保するなんて至難の業です。
全国的に外科を志望する医者が減っていますが、その中でも人気のあるところもあるはずで、より魅力ある外科医局にしていただくと、こちらも強く勧められます。

さらには人数を減らされ、つかれきった我々の姿を見せると、いかに外科医がQuality of Lifeが低いかを知らしめ、ああはなりたくないと思われてしまうかもしれません。

一時期は7人いた外科医が5人になり、さらに消化器内科医までいなくなってしまったのでそれをカバーしないといけない勤務状況ですので、これ以上減らされるとかなりつらいものがあります。

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研修医君と飲みに行きました

この1週間あわただしく、研修医君もお疲れモードだったので、金曜日の夜、飲みに誘いました。

先日、2004年に必修化された臨床研修制度により、以前の研修制度時と比べて初期研修終了後の医師の質は向上したと思いますか という指導医師に対するアンケートで
思わないが7割強だったそうです。確かに、新研修医制度がよいとは感じませんが、質が落ちたとは思えず、研修システムの問題や各個人のキャラクターの問題もあるのだと思います。

彼はいままでの研修医の中でも優秀な部類でなおかつ、熱心な診療態度だったため、何かためになればと思い、私なりにいろいろアドバイスをしました。

おそらく彼は内科系を選択するだろうと思いますので、新研修医制度でなければ指導する機会もなかったかもしれません。ですから、外科医というよりは医師として今後の身の振り方についてのことを話した気がします。少し酔って話した内容もとぎれとぎれですが....。

なんか偉そうなことを言って、苦痛な時間を味わせてしまったかもしれない、と翌日になって思ってしまいました。ただ、彼は性格がいいので、よく話を聞いてくれました。なんか、逆に自分の愚痴を聞いてもらっていただけかもしれません。ダメな先輩医師です。

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重症患者の受け入れ

先週の週末は当直でもないのに、また連休にもかかわらずほとんど病院にいました。というのも土曜日重症急性膵炎の患者さんが搬入され、私が主治医になりICUに入室したからで、さらに翌日肝硬変末期の消化管出血の患者さんが出血性ショック状態で運ばれ、外科医がいなかったため、やはり私が診ることになったからです。

消化管出血の患者さんは内視鏡で観察したところ十二指腸潰瘍よりの出血で、状態が悪く輸血をしながらの対処でした。一時は止まりましたが、再び出血しショック状態となり、血管造影で塞栓術による止血でなんとか止まりましたが、翌日肝不全の状態となり結局亡くなられました。

その間、ICUにいる重症急性膵炎の全身管理や病棟の重傷者の処置をしながらですからほとんど研修医君と連休中はずっと一緒に過ごしていたことになります。

重症急性膵炎は厚生労働省で難病と指定されている病気で、ステージが進むと、50%以上の致死率となります。今も、ICUで呼吸器をつけた状態で予断が許さない状況です。
そんなわけで、重症を引き受けることについてはわが病院は選択肢がなく、何でも受け入れなければいけません。重傷を抱えてようが、処置中であろうが、集中治療室が満室であろうがお構いなしにやってきます。

より高度な施設にと考え、受け入れを拒否する気持ちはわからないわけではありません。マンパワー不足は全国どこの施設でも一様です。私は都会で働いたことがないのでよくわかりませんが、やはり現場の医師は精一杯での勤務状況でのことであろうと推測します。
都や国レベルでの公的病院の連携システムの整備が急務であるとかんがえますが、その前に現場の医師が連日の報道に精神的に疲れ果てて、やめてしまわないことを切に願います。

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いい医者になるために

いままで、親せきや知り合いの子供に「医者はならないほうがいいよ」と言っていましたが、半分本心と半分は見栄で言っていました。

医者になって人から羨ましがられることが多いのですが、やりがいはあるものの、意外と収入が少なく、なおかつ、きつく、つらいことのほうが多いということを強調したかったためです。

そのせいではないと思いますが、最近の風潮として若い医師の間ではきついことはさけるようなことが診療科を選択することで起こっているようで、そのためにあまり負担のかからない診療科に人気が集中し、さらに肉体的に勤務条件のきつい地方病院への勤務希望が少なくなっているようです。

私のところの研修医君の場合、私たちの時と違い、新研修医制度が始まったばかりで、まだこの制度で巣立っていった見本が少ないために、将来的なことや、方向性について手探りのまま今後の進路を決めているようです。

われわれのころは大学の医局に属さないと、先はないような感じで、まず、医局ありきでありましたが、医局制度が崩壊し、各個人の選択の自由が得られている今では逆にどうしていいのか悩んでいる研修医が多いようです。

そんなときよく話すのは「自分が将来どういう医者になりたいのか」をまず、想像して、それに近づくためにはどういう経路をとったらいいのかを考えるようにしたほうがいいよということを話します。大学教授を目指す人は、学位を取って留学が必須条件ですし、地方病院に勤務医として就職したいと思う人はその関連大学の医局に入局してその中である程度の地位を得る努力をするとか、開業を目指す人は、臨床一筋で、いかに臨床の技術を学べる施設に身を置くようにするとか、それぞれ将来を見据えた戦略を立てる必要があります。

とはいえ、今後は医学部定員がふえ、医者の数が増えてくるでしょうから、どの道を選ぶにしても、その中で生き残るすべを得ることが必要になってくるでしょう。

それで重要になってくるのは医師の中の格付け、つまり専門医資格を取るとか、どこどこの施設で臨床の経験を積んだとかのことが必要となってくると思います。さらにはこれにより診療点数や収入の面で医師のあいだで差をつける時代が来るかも知れません。

いまは虫垂炎の手術を受けるにしても、研修医が執刀しようが、専門医のベテランが執刀しようが、金額は変わりませんが、今後医者が多くなれば資格や経験によって差をつけるかもしれません。そのために、自分に付加価値としてえられる資格や経験をできるだけとれる所に身を置くことを考えるようにとアドバイスしています。

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太田総理のテレビを見ていて

何気なくテレビをつけていたら日本テレビで「太田総理...秘書田中」をやってましたのでつい観てしまいました。えなりかずきが「医学部定員を3倍に増やす、授業料を免除します法案」を出して、数名の医師?を含めた著名人が出席し、議論していましたが、現実的ではないにしても、そういったことが話題になり一般の人も危機感を持つことはいいことだと思います。

テレビで言っていましたが、反対を主張する医師である国会議員や弁護士の方々も基本的には医師不足であり、早急に医師を増やさないといけないことについては異論はなようで、やはり今までの医師を減らして医療費を減らすといった国の政策のせいで現在の危機的状況を招いているのは間違いないことは認めています。

単純に医師を増やせば、もちろん質の低下はいたしかたないと思いますが、少ないよりはましです。増やし方は非常に難しいと思いますが、それに伴う受け皿(教官や設備)について整備を平行していく必要があると思います。

あるお笑い芸人が「夜中でも救急病院には耳鼻科の医師が常時いて診察してほしい」といっていましたが、一般の人はそういう認識であり、そういう意識も変えていってほしいと思います。医療が崩壊したイギリスでは、かかりつけの紹介状があっても何週間も待たされることが当たり前です。最悪の場合、待っているうちになくなられたりすることもあるとのことで、そんなことがあっても大きく問題になることもないそうです。日本もそんな事態にならないように手を打ってほしいものです。

そのテレビに出席していた、弁護士や国会議員になった医師に、その他の出席していたゲストたちから「医者なら、国会議員などやめて医師不足に悩む地方病院に働きに行ったらいい」と言われてましたが、まったくそのとおりだと思います。

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